この連載の記事
1. 狂っていくテレパシー (1) 〜全てのオッド・ジョンに〜
後飯塚 僚
「会った瞬間に、こんなこと言ったら失礼だけど、てめえが今、低カロリー、言ってる場合じゃねえよ」、「低カロリーってのは、おかしくないだろ」、「正しいこと言ってねえよ、おかしいよ、てめえ、何言ってんだよ」、「クリームレモンソーダって、最初から、ずーっと注射打ってるんだけど、どういうこと?」、「クリームレモン注射ですか?」、
4. 狂っていくテレパシー(2) 〜脱落体〜
後飯塚 僚
「書かれたもの」(書かれてしまったもの)として、取り扱って頂き、感謝します。詩なのか、戯曲なのか、小説なのか、わからないと思いますが、この文字列の目指すところは、意味やイメージに隷属しない「言語固有」の臨界点(消滅点)になります。視覚的映像でもなく、聴覚的音楽でもなく、言語でのみ到達可能な景色とはどんなものでしょうか。