佐藤 学
撮影:薮崎 めぐみ
日本の近代化は、学校を抜きにして語ることができません。とりわけ、1900年の第三次小学校令によって制度化された「学級」は、教育界のみならず、その後の日本社会に大きな影響を及ぼしました。藩校や寺子屋と学級の違い、「学級王国」の成立と崩壊、これから教室のあり方について、教育学者の佐藤学先生にお聞きしました。(全4回)
この連載はアジェンダ「近代化とはなんだったのか」と紐付けられています。
――今日は学校や学級が日本の近代化とどう関わってきたのかについてお聞きしたいと思います。まず、教育の近代化とは、簡単に言うとどういうことでしょうか。